トラハナマルバチ

巌の家で見つけた蜂の死骸、蜂は怖いけど死んでいるので大丈夫、と思って観察、調べてみました。

 

その正体は、トラマルハナバチ。

学名:Bombus diversus

 

クマバチ?と思って探すもクマバチは下半身に毛がなく真っ黒。

それに対してこちらはふさふさと山吹色の生毛が。

 

名前の由来は見たままの下半身の虎じまから。

 

マルハナバチは社会性があり、一般的な蜂と同じく女王蜂がいて、女王が働き蜂、新女王蜂、雄蜂と生んで小さなコロニーをノネズミの古巣などに作るのだそうです。

 

活動期は4〜11月。

長期間活動するので、その間絶えず花が咲いている地域に生息しているとか。

 

マルハナバチは種類によって舌の長さが違うそうで、こちらは舌が長く長い花の蜜も吸えるのだとか。

植物に合った進化が面白いです。

 

人間の畑で受粉の役割を担うために飼育されている種類もあるそう。

 

 

ふさふさとした生毛に対して黒く艶のある体の対比が綺麗だな、と。

 

一応おとなしい性質なので軽く触れたりできるそうだけど、お尻に毒針はあるので、乱暴に扱うのはやめましょう。

 

 

ちなみに、クマバチは雄雌共に単独に生活をするようで、マルハナバチとは違うことがわかります。

 

 

虫が苦手な人がいたらごめんなさい。

写真なら大丈夫という方はクリックしてじっくり見てみてください。

 

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