手仕事レッスン「洋裁」
昔、祖父母の家のリビングには、食卓テーブルの脇に昔ながらの足踏みミシンがあって、祖母はそれで鍋つかみや割烹着、エプロンなどをバザーに出すため何枚も縫っていました。
母は、私が小さい時はジャンパースカートやワンピース、少し大きくなってからはリクエストを聞いてバッグやリュックを縫ってくれました。
私は小学生の頃は手縫いでぬいぐるみを作っていたくらいで、ミシンは高校生の頃に小さなものを縫いながら覚えたと思います。
本格的にミシンを踏み始めたのは、二つ目のお直し屋さんで働いていたころ。
タリフの生徒さんが織った布で、オーダーメイドのバッグを仕立てる仕事を始めました。
バッグがメインですが、帽子やジャンパースカートも作らせていただきました。
A4サイズの書類が入るトートバッグのご注文がメインですが、その他にもご希望に合わせた形やサイズ、素材で作らせていただいたものもたくさんあります。
得意なのは、洋服など布ものの「お直し」。
コートの肩幅調整やサイズ直し、ズボンの丈を短くしたり、破れの補修などなど。。。
お直し屋さんで働いていた時、いろいろなお直しを見て、工夫してお客様のご希望にこたえるのが面白くて、楽しかったのを覚えています。
ファスナーの扱い方とかけはぎは店長直伝です。
今回、手仕事ルーム「まきば」の「手仕事レッスン」で、洋裁の時間を設けました。
自分の洋服を作る時に、これはどうなっているんだ?と型紙とにらめっこしているような私ですから、レッスンというのは大丈夫か?と悩みましたが、ミシンを譲っていただける運びになり、始めることを決めました。
こどもと手仕事「まきばの日」では、少しでも針と糸に触れてほしいと小さな巾着やバッグを作る時間を提案していますが、2時間半で作れるものには限りがあります。
「手仕事レッスン」ではもう少し頑張って自分だけの洋服やバッグを作ってみて、その中でお裁縫の楽しさや達成感を感じてもらえたらなと思っています。
レッスンで作るものは何でもOK!
ぬいぐるみやレッスンバッグ、ポーチ、洋服、帽子、髪飾り。
ミシンを使わなくても、手縫いでの参加も歓迎です。
*型紙を一から引くのは苦手なので、洋服作りは型紙のついた本などが対象です*
はじめての人でも扱いやすい家庭用のミシンと、タナローンのような薄い生地から帆布のような厚地までなんでも縫える職業用のミシンがそろいました。
それに母のロックミシンを借りて、裁ちばさみや握りばさみ、まち針やチャコペン、最低限の道具をそろえて、さぁ準備OK!
なにか縫いたいものはありませんか?
こども~大人まで、本に付いている型紙の写し取り方、布の裁断の仕方、縫うときのコツなど完成までお手伝いさせていただきます。
*こどもは小学5年生以上。それより低学年は要相談*
そして、ただいまレッスンのモニターとして「こども・大人1人ずつ」募集中です!
作る内容はお好きなものでOK。
ただミシンをお使いになりたい場合も歓迎です。
モニターの方は、コマ数の合計より費用を2割お安くさせていただきます(材料費別)。
これはどう?というもの、お気軽にご相談ください。
ご連絡は、お問い合わせフォームやメール、LINEでお待ちしています。
今日は、この休みの数日を利用して、譲っていただいたミシンの試し縫いをしています。
ここが2階の和室です。
第3木曜日は1階を貸してもらうので、型紙を引くなら木曜日がお勧めです。
写真はクリックで拡大できます
*手仕事レッスン受付中です*
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