【アボカド🥑とお茶会】
先週の日曜日に開催した、アボカドの染液を煮出しながら、手仕事の話やお茶を楽しもうという企画、参加者お一人を交えて原毛や糸を染めるまで一日楽しみました。
草木染めは、草木から出る色素を染めます。
収穫してすぐ染めないと色が出ない植物や、染まってもすぐ退色するものなどありますが、アボカドは無媒染でも堅牢度が高く「どう染めても染まる(と思っている)」ので、雑な私に向いていて好きです。
はじめて染めた時の記憶から「煮出した日と翌日と対して染液の濃さは変わらない」なんて思ったので【染液を煮出す→染める】を一日でやってみましたが、結論から言って「絶対一晩置いたほうがいい」です。
今回初めて、1番液と2番液を取りました。
それぞれ1回目の染めが薄かったので会が終わった翌日には1番液の方にアボカドのカスを入れてみましたが、結果色味が違う色が出ました。
1番液はオレンジがかったピンク。
2番液は赤みが入ったピンク系。
そしてもう一つわかったのが、生成色を染めるとグレイッシュになる事。
この色は元の生成色と合わせてもくすんでいて、発色の良い色と合わせると汚く見えます。
悩んだ末、母の手元にあった真っ白なメリノを染めてみました。
すると、綺麗なピンクに染まりました。
んー好みはメリノよりコリデールなんだけど、色は綺麗なので、よし。
染液500mlを3本持ち帰られたIさん、さっそくご自宅でも染められたとの事。淡いオレンジがかった色が染まったとご報告いただきました。
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🥑今回、アボカドの種多め427g( 約10個分 )で染まった被染物は、
原毛 360g
ウール糸 97g
リトアニアリネン 90g
でした。
色が濃いのは保温して12〜24時間放置したものです。
要検討なのは、90分 (今回染液が薄かったので2時間) 煮出す時に使うガス。
会の時は染めるのにも、ガスを使い続けたので一日中コンロが稼働していた事に。。。。。
染液の煮出しも保温でどうにかなるでしょうか?
また次があれば検証してみます。
(さっそく一個分舞い込んできた)
参加してくださったIさんは、型染めを勉強されている方で型染めの作品を見せていただいたり、本当とワークショップの時のやり方の違いなどわくわくしながら伺いました。
いつかやってみたい技法です。
一日おつかれさまでした!
他にアボカド染め🥑をされた方、染めの工程などシェアしませんか?
ご連絡お待ちしています。
今回染めた毛は、6月に吉祥寺で使う予定です。
そちらのご案内は後日。
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